癒やしの花手水を見に行きませんか?

よもやま話

夕方のテレビ番組で紹介されていたのですが、今、お寺や神社で「花手水(はなちょうず)」と呼ばれるものが人気を集めているそうです。「花手水」と言われても、ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。

どんなものかというと、多くのお寺や神社にある「手水舎」と呼ばれる手や口を清めるための場所があります。「てみずや」「ちょうずしゃ」など、いろんな読み方がございますが、一度は見かけた事があるのではないでしょうか?そんな「手水舎」にある水を溜める水盤や鉢に花を浮かべたものを「花手水」と言います。

元々、「花手水」とは、水の代わりに草木の露で身を清める作法だったようですが、今回紹介するのは、水盤や鉢に溜まった水の上に花を浮かべた「花手水」になります。

元々の発祥は、京都にある「柳谷観音・楊谷寺」さんで、2015年頃から「手水舎」や、お寺の各所にお花を飾るようになったところ、参拝客のSNSなどで紹介され話題になったそうです。そんな「花手水」が、コロナ禍の影響でおととしあたりから参拝客を癒やす目的でいろんなお寺や神社で始められたようで、徐々に全国各地へ広まっていったようです。今では「花手水」目的で参拝に訪れる「花手水めぐり」というのも流行っているそうです。

中でもInstagramなどで話題を集めているお寺や神社を紹介します。不定期で開催している場所もありますので、「花手水」が見られるかどうか必ず確認の上、ご参拝ください。

京都府「柳谷観音 楊谷寺」

花手水の元祖と称される京都のお寺。インスタグラムでも花手水を紹介。

埼玉県「行田八幡神社」 

2020年春より花手水を開始。毎月1日~14日まで「花手水Week」を開催。

東京都「築地本願寺」 

都心にあり訪れるのも便利。花手水は不定期で実施。

福岡県「太宰府天満宮」

言わずと知れた学問の神様。プールのように巨大な花手水を楽しめます。

茨城県「雨引観音」 

あじさいで有名な雨引観音。あじさい祭りの時期がおすすめ。

奈良県「岡寺」 

奈良時代に造立された由緒正しいお寺。シャクナゲやダリアが有名。

群馬県「上野総社神社」

月2回程度、季節の花を使った「花手水」が見られるそう。

※その他にもたくさんのお寺や神社で開催しておりますので検索してみてください。

最近、お寺や神社に行ってないなぁという方もたくさんいらっしゃることと思います。こうしたキッカケでお寺や神社を訪れるのも、良いことではないでしょうか。皆さんもぜひ一度足を運んでみてください。きっと心身ともに癒やされると思いますよ。

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